ダンス部の顧問をしていると、それぞれの高校のダンス部の文化というか歴史というか、指向性というか、そういうものが感じられて、それはそれでなかなか面白いものです。
昨日発表会を観させてもらった同志社香里さんなども7年ほど観ていると、その変遷やその根底にあるもの、積み上げてきたものなどが感じられ、そしてそれがダンスの作品にも如実に反映されているので、なかなか興味深い。
大会になるたびに、そういう感じで作品をみることが出来るので、それぞれの高校のダンススタイルに注目しながら観ることができる高校ダンス部の大会にはそれなりの醍醐味があります。
特にやはり、強豪校と言われる学校のダンスは、今回はどんな作品なのか、という期待感がある。それとともにどの学校も、先輩たちの作品が素晴らしければ素晴らしいほどそれを超えるものを作成するために悪戦苦闘してんねやろな、とねぎらうような気持ちになったりもする。
一条高校ダンス部も、そんな感じで日々奮闘しております。
ひとつ思うのは先輩たちからの強い気持ちを後輩が受け継いでいる高校は強いな、ということです。ダンスはその強い気持ちに突き動かされて観る者に伝わる。そのつながりをもっているダンス部のダンスはどこか違っている。それが伝統となり、さらなる飛躍の原動力となっている、と感じます。
もちろん一条高校ダンス部もそのことを大切にしています。
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